自分のいやなところや、もやもやしているところ、気になるところ、としっかり向き合っていくことが、心療内科の治療では大切になってくることがあります。
でも、そんなの「しんど~い」という場合もあります。
そんなときは、ひとまずは向き合って、すぐにどうこうせずに、それをそこに「おいておく」ということはあってもいいと思います。
MIND-BODY THINKING BLOG – こころとからだの対話 –
からだに聞いてみて、こころのこと。[心療内科と心身医学のBLOG]
自分のいやなところや、もやもやしているところ、気になるところ、としっかり向き合っていくことが、心療内科の治療では大切になってくることがあります。
でも、そんなの「しんど~い」という場合もあります。
そんなときは、ひとまずは向き合って、すぐにどうこうせずに、それをそこに「おいておく」ということはあってもいいと思います。
パッチ・アダムスという米国の医師があります。
映画「パッチ・アダムス」によると、彼はいろいろと悩み、自殺未遂までしていたこともあったが、あるきっかけから、人を助けることで自らが救われるということを知り、医師となります。
そして、無料で医療を受けられる病院を作ったりして大活躍しています。
「ひとを思いやるという人生を送ることによって、自分のなかで一番深い平和と安らぎを得る」
と彼はいいます。
自分を大事にすることと他人を大切にすることは、両方とも大事。
やはりこの医療の原点を忘れてはならないと思う次第です。
心療内科は割にあわない?
他の科でさんざん検査をして異常がないけど、症状が続いて患者さんも医療者も困り果てた患者さんが紹介されて来る。
今の診療報酬では検査も薬もなければ儲からない。だから一生懸命やっても割にあわない、とも言える。
でも眼に見えない形で、どこかで割にあっているのかも。だからこそ、一見割に合わなくてもやっているのでしょうね。